July 2004アーカイブ

良かったヨー。泣いたヨー。
ユアン初登場(釣り場面)の顔、かわいすぎ。キャプチャしたい壁紙作りたいデスクトップに飾りたいー。鼻息荒く公式サイトの真っ黄っ黄水仙の壁紙をダウンロードして飾ってみたけど、目がチカチカするしアイコンが埋没してダメだった。

また観ます。エンジェルのようなブシェミを観るためにも。

(JUGEM unaG2より移設)

BBCのTVムービー。「ビッグフィッシュ」鑑賞後に観るためにひとまず保留にしておいたもの。我ながら見事な段取りだ。
スタンダールの「赤と黒」を読んだのはもう十数年以上前のことで、ジュリアン・ソレルのプライドの高さと傲慢さに些かげんなりした記憶があるが、ユアンが演じるたソレルは予想以上にソフトだった。これって私がトシをとったせい?(@@) ソレルをやるには、ユアンは爽やかすぎるんだろうなあ、きっと。
政治的背景や、心の師匠ナポレオンとの意味ありげな会話をやりすごして、ひたすら恋愛街道まっしぐらのユアンを楽しんでしまいました。マル。

(JUGEM unaG2より移設)

さて、今週末の収穫。まずは「ブラザーフッド」レンタル屋さんでやっと発見♪及び、「グランド・コントロール」の中古DVD発見( 例のおニイちゃんの店ではありません。。。)
及び、「プロミスト・ランド」の頃かな、B5版のポートレイト1枚。意外に安かったし、かわいい。壁に背中つけてこっち見てるやつ。
ワタクシの目下の捜索品は「バロウズの妻」パンフです。
ああ、どんなに忙しくても劇場で観るべきだったー。中古屋の”お姉さま”は「今まで見たことがないわね」と仰ってました。ええ?!これ制作されていないの?持っていらっしゃる方がいらしたら、詳細を教えてくださいまし。当時しっかりゲットしてきたはずのチラシも、どうやら無くしてしまったみたい。ミニサイズ・チラシだったから、間違えて捨てちゃったのかもー。がっくし。

rone.bmp昨今、古いアルバムやCDを順番に聴きながら更新作業をしている。なかなかオツな夜更けだ。今回はエリック・サティ「ジムノペディ」を引っ張りだす。10年程前、どこかの「ルイ・マル映画祭」で「鬼火」(←画像)を観た後に買ったCD。
映画で使われた「グノシエンヌ-1番−5番」に久々に聴き惚れた。穏やかだけど、心の奥を見透かすような旋律が続く。ピアノは、ヒッチコックとベルイマンのファンだというアルド・チッコリーニで、サティを正しく解釈し世界に広めた人。
もうすぐ80歳だが、まだまだ現役で頑張っている。

以下は映画「鬼火」について。
ルイ・マルがかつて「死刑台のエレベーター」の音楽にマイスル・デイビスを起用したことは、当時の映画界ではかなりセンセーショナルな出来事で、この「鬼火」においてのサティの起用も人々に新鮮な衝撃を与えたという。音楽に「語り手」としての役割を与えるルイ・マルのスタイルはその後も変わらず、チャーリー・パーカー(「好奇心」)やライ・クーダー(「アラモベイ」)とも関わったを考えると、この人のセンスは本当に抜群だったんだなと改めて思う。

「鬼火」。1963年の作品。知性的な美貌のモーリス・ロネが好きだった。
アルコール中毒症と逃げた妻への執着を抱えた主人公アランは、サティの単調な音階に揺られながらゆっくり堕ちていく。「死」に向かって苦悩を積み重ねていくモーリス・ロネの演技は、非のうちどころがない。
自殺の前夜、酒場を出た後、悲壮な形相で浮遊するアランを取り囲むパリの夜景は限りなく暗く描かれ、街灯のおぼろげな光と車のテールランプは美しく、魅惑的でさえあった。そのあやしげな光がアランを導く「鬼火:墓場に燃える青色の炎、燐火」に見えた。

半ば死んだように浮遊するアランと対極の存在は、ジャンヌ・モロー。
彼女がアランに語りかけようとしてくるっと振り向きキャメラを見るショットが素晴らしい。身体中から華やかな「生」を発散するジャンヌ・モローは、永遠に私の憧れの女性だ。

アランは、フィッツジェラルドの「華麗なるギャツビー」を死の直前に読み終える。「神の言葉」ではなく「逃避のテキスト」がアランの枕元に置かれたわけだ。ルイ・マル監督は
『 私にとって「鬼火」は完全な解放であって、新しいものを生み出すチャンスを与えてくれた映画だった 』--「マル・オン・マル」(キネマ旬報社)--
と語っている。徹底して老成を拒んだ"ギャツビー"に心酔するアランに引き金を引かせて、自らの青春に幕を下ろしたのだろう。次の作品は華麗なミュージカル「ビバ!マリア」。いかにも身体にまとわりついていた陰鬱さをすっかり吹き飛ばした感がある。
ルイ・マル監督にとって「鬼火」は極めて個人的な映画だったので興行成績を全く意図していなかったようだが、1963年のベネチア映画祭で大絶賛され「審査員特別賞」を授賞した。優れた映画をベネチアは見逃さない。

ルイ・マルの映画「死刑台のエレベーター」「恋人たち」「地下鉄のザジ」「鬼火」のDVD購入を検討中。そのうち出るかなースペシャルBOX。

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