November 2005アーカイブ

舞台はアメリカ、シリコン・ヴァレー。護身術のサイトで有名な女性が殺され、捜査の過程で警察はハッカーの犯行と推定するが、コンピューターの知識が犯人のレベルに達していない。コンピューター犯罪課のアンディ・アンダーソン刑事は、服役中の天才ハッカー、ジレットに協力を要請。
ってことで、ハッカー×ハッカーの対決が始まるのです。

ああもう、ディーヴァー大好き。
面白くてたまらない。ホントにノンストップですよ。
サイバースペースの描写と実際の活劇が交互に配されていて、飽きさせません。
予想が軽くひっくり返され、またひっくり返され。
冒頭にコンピューター用語解説が掲載されているけど、読まなくてもオッケですことよ。
話の中でも少し解説してくれるし。


ワタクシ好みは、ハッカーも敬意を表するコンピューター犯罪化のアンダーソン刑事。
クールでカコイイんですよ。
ネタバレしない程度に言うと、ハッカーがこう言ってる場面があるんです。

アンディ・アンダーソン?奴は賢者だ(略)、オビ−ワン・ケノービだ

ヲタのツボを突くのよねから、こういう描写。


それにしてもディーヴァー。
リンカーン・ライムシリーズの他は、自由にいろいろなテーマで書いているんだけど、
「悪魔の涙」は筆跡鑑定というアナログの世界。
コレは電脳空間。真逆ですよね。守備範囲広いなー。
次は「静寂の叫び」を読みます。楽しみ。
リンカーン・ライムシリーズの新作も待ち遠しいよ。
早く翻訳してクリ!

doorinth.jpg【公式サイト】
ジョン・アーヴィングの小説「未亡人の一年」の第一章(1/3)を映画化したもの。主演:ジェフ・ブリッジス、キム・ベイシンガー。
「ナディーン 消えたセクシーショット」だっけ。アレ以来(17年ぶり?)の共演ですね。ふたりとも、イイ感じで年とってます。

映画は、ロングアイランドに住むワケアリ一家の様子を丹念に映しだします。壊れかけた夫婦の痛みと、そこに放り込まれた青年の純粋さをゆっくり絡めながら…。
パンフで川本三郎さんが書かれているように、アーヴィング特有の滑稽なホラ話は抑えられ、子供を失った夫婦(主に妻)の喪失感を前に押し出しているので、小説ファンとしてはその点に物足りなさを感じるかもしれません。(例えばワタシ)
でも1/3ですから。言ってみれば前フリみたいなもんですから。
当たり前だけど、後の2/3を読まないとワケわかんないですからっ。

さて、ウマオヤとして注目すべきジェフは、夫のテッド役です。

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