July 2006アーカイブ

キャサリン・コールターのFBI捜査官サビッチ&シャーロックシリーズ。シリーズ1作目は未翻訳で、本書は2作目、次に3作目「袋小路」4作目「土壇場」へと続きます。

ヴァージニア州クワンティコのFBIアカデミーを優秀な成績で卒業したレーシー・シャーロックは、犯罪分析課の捜査官ディロン・サビッチに見込まれ彼の部下となる。
彼女には、7年前にサンフランシスコで起きた連続殺人事件で姉を失った過去があり、それがトラウマになっていた。姉のために独自に犯人を追い続けるも未だ手がかりは無し…。そんな折ボストンで、かの事件と酷似した殺人事件が起き…。

事件の展開がおおかた読めても、気にせずスカスカ読めちゃうお気楽サスペンス。
シャーロックが徹底してサビッチを「サー」と呼び、上司と部下の緊張感を保っている前半が結構好き。後半は…、ま、ロマンス系ですからw

次は、ポール・リンゼイ@元FBI捜査官が書いた犯罪小説を。
デビュー作「目撃」は、パトリシア・コーンウェルが絶賛!だったそうな。
楽しみです。amazon

警察小説キング、エド・マクベインの50作を超える87分署シリーズです。amazon
昔ポケミスで読みあさったけど、最近すっかりご無沙汰でした。最初から読みなおしたいと思いながらも、つい誘惑に負けてこの文庫に手を出してしまったワタクシです。
いい、面白い。たぶん47か48作目にあたる本書は、一言でいうと「熟練」ですか。「職人技」とも。
描かれるのは、87分署のデカたちの日常。派手なアクションなど無い、地道な捜査の連続。1に聞き込み、2に聞き込み、ずっと聞き込み。昼番、夜番、深夜番の交替に関する描写がこれまた日常。
事件は、ハウダニットと倒叙の二本立て。※すみません、修正しました。
ジリッ、ジリッと真相に寄っていく手法はさすが。
最後に哀愁。お見事!
やっぱりシリーズ全部集めて最初から怒涛読みしようかな。

安アパートの一室で、老女が胸を撃たれ横たわっていた。捜査に出向いたキャレラは、老女が元有名ピアニストで、今は酒と猫を友とする孤独な日々を送っていたことを知る。わずかな金を狙った強盗の犯行か、あるいは…?やがて、老女が孫娘に大金を遺していたことが判明し、その金をめぐって熾烈な争奪戦が展開する。厳寒のアイソラに流れる哀しくも皮肉に満ちた死の旋律。87分署の面々は、闇に沈む真実を暴けるのか。

ワタクシのゴッドファーザー祭は、放送中のテレビ画面を写真に撮り、自作ブロマイドを作成したときから始まりました(小学生)。もちろんマイケル・コルレオーネの。マイケルだけの。
次は写真集を買いました。もちろんそれは「シネアルバム37/アル・パチーノ」(中学生)。当然二冊買いし、一冊は切り抜き用、一冊は保存用でした。当時からワタシはマニアな子供だったようです。
その後、マリオ・プーゾォの原作小説を買ったわけです(高校生)。過激な場面が多いこの本をドキドキしながら読み倒しました。以後、サントラ(アナログ・CD)を買い、VHS(普通の)を買いました。買ったけどテレビ放送のビデオは捨てられず。(野沢那智さん声もたまらんのだ)
そして時は流れ、1990年「GodfatherPartV」が公開され、ワタクシは公開日初日に大打撃を受けました。ひどすぎる!三:o (←マイケル)
この件については長くなるのでやめておきましょう。

で、その後はVHS(Part1.Part2時系列バージョン3本組)を買ったり、最初のDVDBOXを買ったりしていましたが、マリオ・プーゾォもいないし(1999没)、コッポラがまた新作撮ってもなんだかアレだし(え)、もういい加減ワタシのGF祭はこれ以上先が無い、と思っていた矢先の本書刊行です。
これ、以前本屋さんでチラ見したときは、どこぞのファンが好き放題やってるな…とせせら笑ってスルーしてしまいました。だって、リターンズ、って。嘘っぽいんだもん。それが実際は「マリオ・プーゾォの正式な後継者」が書いたものであることを知りビックリ。なんだ、それなら読むぞ、と。

ジョン・コラピント「著者略歴」amazon
ドリームワークスが惚れ込んだという傑作ミステリ。
面白かった、一気読みでした。
主人公は小説家志望のキャル・カニングハム。ある日、同居していた友人が急死、その友人が書いた小説を自分の著作として出版、大成功大出世。友人の元カノまで手に入れてキャルの人生はバラ色に。だが、その本の秘密を知る脅迫者の出現で、キャルの人生は急下降。

「著者略歴」の単行本が翻訳されたとき、「太陽がいっぱい+シンプル・プラン」というキャッチコピーがついたようで。なるほど、リプリー@アラン・ドロンから冷酷さを差っ引いたのが、リプリー@マット・ディモンで(え…)、それを更に隙だらけにしたのがキャル、という感じでしょうか。しかしこうなるともうリプリーではない。
だいたいこんな無計画のヤツは、"他人に成りすまし犯罪業界"で大ブーイングです。
そんな業界があるのならば。
巻き込まれ型という点でも、「シンプル・プラン」のような瀬戸際の綱渡り感があるわけではなく、「どうにかなるだろう」…と常に甘ちゃんなのであります>キャル

もしかしたらこれは、ミステリ仕立てのコメディなのかもしれません。
こんなツッコミ、普通のスリラーでは考えつきませんことよ。
PCのHDDのデータの事、もうそろそろ気がつけよ」とか。
「アンタ、まだ一行も書いてないのかいっ」とか。

隙だらけの愛すべき主人公キャル。
イメージは、やっぱりマット・ディモンで。
そして、キャルを追い詰める狡猾な女子レスリーには、
是非リース・ウィザースプーンを当ててお読みください。
面白さ、倍増です。

7times7.jpgサイドバーのうなコンvol.4は、チームワークでひと勝負。詐欺師、泥棒、その他(何?)の頭脳戦10傑であります。
厳密に言えば「チーム」と呼べないものもあります。アマゾンで画像が無い作品はチョイスできない(及びオレコンさんのバグ)という弱点もありまして。。。

本当は是非ともこれを上位に入れたかったんです。
オーシャンズやルパン三世の原点(だと思う)
マルコ・ヴィカリオ監督の「黄金の7人」シリーズ第3作目「新・黄金の7人 7×7」。お色気はほとんど無いのですが、シリーズ中、最高傑作の呼び声高い名作であります。
昔、よくテレビで放送してましたから、ご存知の方も多いはず。
7人の泥棒たちがロンドンの造幣局で本物の札を印刷する計画をもくろむ。故意に刑務所に入り、サッカーの試合に夢中な看守の目を盗んで抜け出し造幣局へ。はたして彼らの作戦は成功するのか!
観た後は、ダバダバ歌いたくなります。(音楽も軽快)
「新・黄金の7人 7×7」(1968伊)(amazon)

closer.jpgワオで放送していたのを鑑賞。公開当時ついスルーしてしまったのは、クライブ・オーウェンを避けていたからなんだけど(このお顔が苦手)。

ロンドンで繰り広げられる四角関係。
言葉による男女のもつれあいは、いかにも元舞台劇。
映像的に人物の距離をしっかりとっておきながら、
実は酸欠になるほど4人が寄っている、、、
息苦しく狂おしい恋愛劇でした。

これぞ大人の恋愛、とは言わないけれど、
おおかた恋愛とは、このように、たいへんみっともないもの。
しなくていいことばかりしてしまったり。
言わなきゃ丸く収まることを、言ったり言わせたり。
真実に近づけば近づくほど、壊れてしまう。。。
そんなかっこ悪いことを、ついしてしまう人たちを、
ワタシはギュッと抱きしめたい。
クライブ・オーウェン以外。

傍らの愛にしがみつく大人たちを横目に、
見事再スタートをきった
」骨太なアリス(ナタリー・ポートマン)に、
とにかく祝杯を。

ジュリアは、初登場シーンが大変美しかったです。
後半のやつれた表情には、スタアの貫禄がありました。
(amazon) (公式サイト)

ER11第15話「群衆のなかの孤独」
ERというのは……5話に1話くらい、一時も目が話せないエピがあるから、
やめられないんですよね。

今週のゲストは、SATCのミランダ役だった、シンシア・ニクソンでした。
上手かった、、、演出も良かった、、、。

久しぶりのCSI:5感想。第12話「裏切り者に蛇の祈りを」(概要)
気合が入っていないのではなく、好きだからこそたまに書くという贅沢。うふ。
今回は、メキシコのナルコ・コリード(実際の事件を歌にする)の内容どおりに殺害された女性の事件を、ニックが追う。一方、カジノの屋上に駐車していた車中で発見された銃殺事件を、ウォリックとソフィアが追う。

もうさ、誰が何番か、わかんないよっ。
昼番も夜番も、好きなように組めばいいっ!
どうせならみんな一緒に捜査すればいいっ!

今週のジョーイ2「チョコミルクとパパの秘密」(概要)

え!!

コールドケース2 第2話「軍需工場」(概要)
今回は、1943年第二次世界大戦中の軍需工場内で転落事故死した
アリス・ミラーの事件を追います。

エンリケ祭です。サンドラ・ブロック主演「デンジャラス・ビューティー2」。ガサツなFBI捜査官グレイシーが見事!美人さんに変身するのが前作。←こんな概要でいい?この続編は、おかげで有名になってしまい通常の捜査が出来なくなった彼女が、完璧メイクとブランド服でFBIの広告塔になる。だがしかし、捜査官である彼女は事件の解明へと突き動かされ…。

サンドラ・ブロックが慌てたり困ったりしないで堂々としているのは、どこか腑に落ちないものがあり。でもいいや、エンリケ@FBI捜査官ジェフを見る祭ですから。
以下ネタバレしてます。

eiga.comをチラ見していたらこんな記事が。

映画史上もっとも不愉快なキャラクターに、「スター・ウォーズ」のジャー・ジャー・ビンクスが選ばれた。イギリスの大手映画レンタルサイトLOVEFiLM.comが行ったアンケート結果によるもので、2位は「フォー・ウェディング」でアンディ・マクダウェルが演じたヒロイン、3位はローワン・アトキンソンのMr.ビーン、4位はジム・キャリーが「エース・ベンチュラ」で演じたペット探偵、5位は「ドッジボール」でベン・スティラーが演じた敵役だった。

2位が印象的です。他とは意味合いが違うような気が。
「不愉快だけどどこか憎めないところもある」という妥協の要素が無さそう…。
……つか、これ、組織票?

jade.jpgデヴィッド・カルーソ主演の映画「ジェイド」(1995)です。何と!エロティック・サスペンス、なのです。実はコレを借りた時、一緒に↓の「秘密のかけら」を借りたんですよ。レンタル屋の店員は、「あ、この人、エロ好きなんだ」という疑いの目でアタシのことを見てました。
違うってば、コリン祭とホレイショ祭だってば!と言えたらどんなによかったか。
それにこの「ジェイド」は確かにエロティック・サスペンスですが、
ウィリアム・フリードキン監督ですから。「エクソシスト」ですから、「フレンチ・コネクション」ですから。「クルージング」でアル・パチーノがおかしなことになってしまいワタクシの恋心が傷いたことは、もう古い話です。

【概要】ある富豪が斧で殺害され、検事補コレリ(カルーソ)が事件を追う。被害者は、コレリの友人の弁護士ギャビン(チャズ・パルミンテリ)と妻カトリーナ(リンダ・フィオレンティーノ)とも知り合いだった。捜査が進むにつれ、”ジェイド”と呼ばれる売春婦が浮上するが、コレリはその謎の女性=カトリーナではないかと疑いはじめる。

以下、結末には触れない前半のネタバレを含みます。

コリン・ファース祭、ひさびさ。
アトム・エゴヤン監督作品「秘密のかけら」(公式ページ)
「アララトの聖母」や「スウィート ヒアアフター」とは全く異なるハリウッドな作品。
主演:コリン・ファース、ケヴィン・ベーコン、アリソン・ローマン。

舞台は1972年のロサンゼルス、野心的な女性ジャーナリストのカレンは15年前に起こったショービズ界のある事件の取材に乗り出す。しかし取材は難航しいつの間にかカレン自身も事件の迷宮に飲み込まれていく…。アトム・エゴヤン監督が贈る知的で官能的なサスペンス作品。

以下軽く感想、ネタバレはしておりません。

「COLD CASE」第2シーズンが始まりました。(概要)
第1シーズンを観はじめた頃は、オープニングの「あぁああぁぁあぁ〜〜〜…」が恐かったワタクシですが、今はもう恐くない。…何故。JBドラマをたくさん観すぎてマヒしたのかも。
それはさておき第1話「バッドランズ」。
人物の描き方が上手いなぁ、さすがCC。面白かった。

↓の美味しい画像を常にトップにしておきたい、うなです。
しかしそれが出来ないのがブログ。。。

最近、感想をサボりがちなER。
(というか、気になった回しか書いていないER)
3話も続けて観ると、さすがに手応えありますね。
では簡単に感想を。

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