August 2006アーカイブ

ER11 #22「自分への手紙」

(以下ネタバレ)


リチャード・ドナーのスーパーマンの公開は'78年でした。
あの爽快なオープニングタイトルは、何度観ても血が騒ぎます。
そういえば昔、あのメイン・テーマを流しながら車を運転していて、とてつもないスピードを出してしまったことがあります。海岸線からそのまま空に向かって飛んでいけそうでした。運転中のBGMとしては、バック・トゥ・ザ・フューチャーとともに、危険度NO.1です。

それはさておき、定着したイメージがあるキャラクターは、新しく演じる俳優さんにとって困難な面が多いでしょう。
しかし、ブランドン・ルース(ラウス?)は完璧です。
クリストファー・リーブに似てるし、若々しくて凛々しくて、グー!
マーゴット・キッダーがあまり好きではなかったワタシとしては、
今度のケイト・ボスワースがなかなかカワイイので◎でした。

で、ケビン演じるレックス・ルーサーです。
実際、スーパーマンよりも、ルーサーのほうが厳しい目で前作と比較されるのでは。
だってジーン・ハックマンですから。
俗っぽくて愛嬌があるルーサーを、そりゃ見事に演じていましたから。
ケビンは、各所で笑いをとりつつ、クールで薄気味悪いルーサーになりきっていました。
でも、欲を言えば少しユルかったなと。普通にカッコいいんだもん。
ケビンがやるならもっと強烈に、と思うでしょ、絶対期待するでしょ。
監督のブライアン・シンガーは、ケビンをあの"バーバル・キント"にした人なんだから。
もっとケビンをいじって欲しかったな〜。

ディリー・プラネットの上司役のフランク・ランジェラは、
まだケビンが売れてなかった頃のテレビ映画「ブラック・プロジェクト アメリカを震撼させた男(Doomsday Gun)」(IMDb)で共演した人。
いろいろな映画で見かけると「!」と思います。渋くて好き。

それにしても、今回の映像も"気持ち良かった"なあ。
スーパーマンが空を飛ぶシーン、大好きなんです。
力を抜いて宇宙を浮遊している場面、空中でゆっくりターンする場面、
空から優雅に舞い降りてくる場面。
---もういっかい観よう---。

「華麗なるペテン師たち」第5話

(ネタバレです)



待望、ウディ・アレンの新作「マッチポイント」です。
NYを離れロンドンで撮影した1作目。
"ウディ"が出ない映画なので、どっぷりシリアスなのかと。
「重罪と軽罪」のような。
いや、確かにシリアスではあるんだけど、隙間隙間に微妙な笑いが盛り込まれていて(ぼんやりしてるとうっかり見過ごす)、中盤からミステリにグヮっと引き込まれ、最後にポカーンとクチを開けてしまいました。
なんだろう、この重くて軽い余韻は。
この物語は喜劇を含んだ悲劇なのか。それとも悲劇的な喜劇なのか。
たぶん後者でありましょう。
じゃないと、劇場を出る人たちの、あのニヤニヤ笑いの説明がつかない。

ロンドンの街はNYと同じように美しく芸術的。
どこで撮っても、ウディの映画は、ウディの映画なんだと、
嬉しくなって帰宅した次第です。

公式サイト(日本)
公式サイト(Dreamworks)

  
執筆当時現職のFBI捜査官だったポール・リンゼイが書き上げた犯罪小説。
パトリシア・コーンウェルも絶賛!ということで話題に。

組織の問題児といえば、ハリー・ボッシュを筆頭にあげるワタクシですが、本書の主人公マイク・デヴリンも相当なもの。欺瞞に満ちた官僚主義の圧力に一歩も譲らないはみだし捜査官です。規律に反した捜査をしては"おしおき"として書類整理にまわされ、事件解決に関しては当然評価無し。
但し、疎まれているのは特定の上層部からで、マイクには仲間がいる。ここがボッシュと大きく違うところ。手段は無謀だが捜査官としての志が高いマイクに、密かに敬意を抱く捜査官・警官は少なくないのであります。

特捜を命じられたデヴリンが数人のスペシャリストを招集する「目撃」は、チーム捜査が理想的なかたちで行われた事件でしょう。実に爽快です。集結した面々がもう個性的で魅力的で。。。
2作目「宿敵」以降このチームが(チームとして)登場しないのは残念ですが、適宜必要な人間を巻き込んで事件解決に持ち込んでいくマイクの手腕はなかなかなもの。前作よりも妻ノックスとの関わりが深く描かれていることにも注目です。
3作目「殺戮」は、これまた特捜を命じられたマイクが、デトロイトを超えて全米レベルでの捜査にあたるという、スケールの大きい物語になっております。

現場を知る者のみが描き出せる、リアリティのある描写・会話が最高に面白い、
激おススメのシリーズ。次回作、期待大です。

「目撃」/「宿敵」/「殺戮」

hustle.jpg
お久しぶりです。
本業多忙のため、ブログ更新がなかなか出来ませんでしたが、
ぼちぼち再開。

さて、好物の海外ドラマ、ヘトヘトになりながらも毎週キッチリ録画して観ております。
海外ドラマ好きのみなさま、どなたも同じだと思いますが、
1週間に5本程度のドラマでも、録画して観て焼いていく作業って大変。
(好きなドラマはとっとくタイプ)

で、先月末からまた1本増えました=3
NHK-BS2でスタートした「華麗なるペテン師たち」(BBC)。[ 公式サイト ]
詐欺師の話、ものすごく好きなんです大好物です。
(←のTOP10のとおり)
最近JBドラマを観すぎているので、こういう「血を流さない」ドラマがとても新鮮。

今後の展開が楽しみです。

それにしても、ロバート・ボーン(ヴォーン)ってご健在だったのね。
ナポレオン・ソロですよ、アタシャもうびっくりです。
70歳超えてるのにお元気そうでなにより。

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